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2009.09.25

世界が変わりつつある・・・歴史の歯車が大きく回る予感

昨晩遅く(というか今日の未明)、ふとテレビを付けたら、国連安保理でのオバマ大統領と鳩山首相の演説が目に飛び込んできた。
いやあ、なかなかのものだった。 久々に感動!
恥ずかしながら、気分が高揚してしばらく眠れなかった。

国連が世界政治の中心になるなんて、いつ以来だろうか。
しかも、国連安保理が、首脳級の会議を開き、アメリカ大統領が議長を務め、核兵器の無い世界を掲げた核軍縮と不拡散の決議を全会一致で採択する。
そして、その議論の中で、日本の首相が、唯一の被爆国として、広島、長崎、そしてビキニの名前まで出して、非核三原則の遵守と核廃絶の先頭に立つといった演説をするなんて~
歴史的な出来事! 感動!

鳩山演説は、麻生では逆立ちしても出来ない(しない)演説だった。
先日の、二酸化炭素削減のイニシアチブと言い、日本が世界から尊敬されうる外交だと思う。当然責任も重く圧し掛かるが、世界の歴史を進歩発展させる方向での苦労であろうと思う。

長く続いた自民党政権のもと、世界第二の経済力を持ちながら、日本外交は、「アメリカの投票マシン」と揶揄されるようなるような状況が続いてきたと思う。今年1月、まずアメリカでチェンジが起こっても、自民党政権はその変化に呼応するどころか、アメリカ政府の変化に付いて行けず、逆に足を引っ張っりさえしていた。

将に、日米ともに政権交代した歴史的な意義を感じずにはいられない。

ブッシュ、小泉時代から見たら、本当に隔世の観だと思う。
21世紀という新しい世紀の到来直前の2000年、米ブッシュ政権の成立、その後の小泉政権成立・・・
そして、特に同時テロ後の狂ったような展開。21世紀はいったいどんな時代になってしまうのかと、子どもたちの未来が本気で心配になるような状況だった。
子どもたちが大人になった時、戦争にとられるような社会になってしまうのではないかとさえ不安を感じた。
しかし、歴史は、悲観と暗黒の坩堝に我々を落ち込ませるだけではなかった。
いや、受身ではない。転換し、道を切り開いたのは、選挙を通じたアメリカ国民の選択であり、日本国民の選択であった。

いま、21世紀の未来に希望を持っていいのかなと思える。
子どもたちのためにもよりよい社会に、そして世界にしていこうという意欲がよみがえってきた。

各国、そして日本の民主党も、いろんな思惑はあると思うし、単純ではないとは思う。アメリカも日本も国内に矛盾はある。チェンジを妨害しようとする勢力も存在する。
しかし、世界の歴史が大きく前に進む事を期待したい。
これからも紆余曲折はあると思うが、同時テロ以降のどツボにはまった世界から、いま、まさに変わりつつあることを感じる。歴史の歯車は回るんだなと、改めて感じている。

「人間の歴史は、ジグザクはあっても進歩発展するものなんだ」、子どものころ、晩酌をしながら死んだ親父がよく話していた言葉を思い出した。

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コメント

「久々に感動!
恥ずかしながら、気分が高揚してしばらく眠れなかった。」
分ります。鳩山由紀夫の熱烈な支持者であることが。

投稿: 在日民主党 | 2009.09.26 07:54

揶揄的なコメントいただきましたが、感動の意味が違いますね。
私は鳩山を全面的に支持しているわけではありません。また、オバマに対しても同様です。積極的な面は評価するし、否定的な事には反対というスタンスです。

たとえば、核兵器の問題では、国際条約の交渉として、「核兵器全面禁止」を直接の課題として交渉を開始するべきだと考えており、その意味で今回の安保理決議は、そこまでは踏み込んでいません。だから、不十分と言えば「不十分」かもしれません。
しかし、従来の状況、特にブッシュ時代との比較で大きな質的変化をみて、そこを非常に肯定的に考えているわけです。
また、国際関係が覇権国を中心とした力の関係ではなく、国際連合を中心とした主権国家同士の国際法に基づく関係が構築される可能性があるのではないかという意味で評価しているものです。過去8年間のブッシュをイメージしつつ、あのアメリカの大統領が安保理議長を努め(議長をアメリカがしたのも史上初らしいですが)、「核の無い世界」を掲げた安保理決議を全会一致で可決したことは歴史的な意義があるのではないかと感じ、そのことに感動したのです。しかも、大使ではなく常任理事国含め首脳揃い踏みで行われたことも歴史的な重みがあると感じます。

さらに、日本政府が従来、国際外交の中で果たしてきた役割や状況を振り返ると、アメリカの補完、または従属でした。国連の場では、小国からさえ「アメリカのと投票マシン」と影で囁かれるようなていたらくだったと思います。そういった自民党政府時代の状況から見ると大きな変化の予感がしたということです。
確かに、今後、私がイメージするような方向で一路行くと超楽観視しているわけではありません。
元々、小沢一郎の外交の考え方には危惧を持つ面もありましたので、民主党の外交については、憲法問題や選挙制度問題含め注意して見て行かなくてはならないと考えています。
しかし、今回、鳩山が日本の首相とて安保理の首脳級会議の場で、広島、長崎そしてビキニ環礁での水爆被爆の話まで出して、非核三原則の堅持と、核廃絶の先頭に立つ決意を表明したことは、率直に評価して良いと考えました。その意味での感動です。

まあ、いずれも、小泉・安部的な考えに立つ方にとっては、面白くない話なんだろうなと思いますが・・・

投稿: ORUTO | 2009.09.27 10:50

あれから2年以上が過ぎ、首相も2回交代した。選挙を経ずに。
いま改めて、当時の一言と、上のコメントを読み返すとむなしくなる。
民主党政権は何だったんだろうか。
まあ、管に交代した時点で、実質政権交代したようなものだったのかもしれない。鳩山=小沢も、どこまで「国民の生活第一」と、アメリカ追随からの脱却を考えていたのかはわからないが…
いずれにせよ、民主党という集団は、政党としての綱領も持たず、ただ「政権交代」の一点で集まった、烏合の衆だったんだろう。
国民の生活第一路線が、国民的基盤をもち、本物になるかもとの夢を抱いたが、はかない夢に終わった。
ただ、そうしたことも背景にあるのかもしれないが、国民の政治不信が高まり、橋下のような人物の台頭をまねいていることに、危機感を感じる。あれはまさにファシズムではないか。ヒトラーやムッソリーニを許した轍を、日本は踏んではならないと思う。
大阪の陣、橋下維新ファシズムを通してはならない。

投稿: ORUTO | 2011.11.10 18:28

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