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2005.09.20

日本とドイツ、似かよった政治地図(民意)と、余りにも違う議席占有結果 (2005.9総選挙結果)

大きな2大勢力と、10%弱の第3勢力の存在という、ほとんどに通った政治地図の日本とドイツ(2大勢力の内実は相当異なりますが)。  得票結果も、2大勢力の間の勝ち負けの度合いが6ポイント程度違っていたことを除いて、傾向は似かよっていたと言えると思います。

しかし、獲得議席には余りにも大きな乖離があります。その原因は選挙制度の違いにあります。「政局の安定」のために民意の動向と著しくかけ離れた議席構成の議会を人為的につくるという事が、果たして良い事なのか?総選挙を経ても、首相がすぐには決まらないドイツの現状を、それも民意と見るのか、混乱と見るのか、私は前者ではないかと考えます。

議会制度=代議制民主主義の制度の本質問題を含めて、わが国の選挙制度の是非を改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。

↓ 日独の選挙結果比較表です
似かよった政治地図(民意)と、余りにも違う議席占有結果 (2005.9総選挙結果)
(文字バケする場合は、一度「更新」ボタンを押してみてください)

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2005.09.16

試合に勝って、勝負に負けた?小泉くん

選挙開票直後は、小泉圧勝!と思いました。でも、その後冷静に考えてみると・・・
「郵政民営化、是か非か? 国民の声を聞きたい」と言って解散し、ほとんどそのワンフレーズで総選挙を闘った小泉サン。 確かに獲得議席は、2/3を超えて、7割近くの圧勝。
でも、票数で言えば、13日に「小泉圧勝はどれほどのものなのか?」でも書きましたが、比例代表の票は51.43%と、小泉&自公が50%をわずかに超えただけでした。 これだってとても圧勝とはいえません。僅差です。しかし、小泉さんの勝ちは勝ち。私も「確かに小泉首相は『国民投票』には勝った。これは事実として認めざるを得ない。」と書きました。その時は・・・

でも・・・ よく見ると・・・
小選挙区票は実は小泉&自公が50%を割っているんですよね。 小泉・自公の得票率は、49.22%なんですよね~
野田聖子などの造反組や鈴木宗男の新党大地も入れてだけど、少なくとも非小泉が、50.78%。小泉、負けてるんですよね。
これって、「国民の声を聞きたい」と言って解散した小泉さんへの、「国民投票」としての審判は、一勝一敗ってことでは~

ここまでマスコミぐるみでムードをつくっておいて、一勝一敗って、案外、意味があるような気がします。
小泉クン、試合に勝って、勝負に負けたのかもしれないなと思えてきました。
国民は、みんなが催眠術にだまされたわけではなかった!!
憲法改悪国民投票がもしされても、跳ね返せる条件あり! 国民投票は、1票勝負ですからね~

改めて思いましたが、5割前後の得票、すなわち、それしか有権者の支持がないのに、7割近い議席を得てしまう。小選挙区制って、本当にいかさまみたいな選挙制度です (ーー゛)
この土俵の上で勝つためには、色々な方が書いているように、野党の協力が必要なのかもしれませんが、土俵がそもそもゆがんでいて、間違っているのではないかと、私はあえて言いたいと思います。

もう一言、言いたい。
選挙が終わったら、もう増税話。選挙期間中、あなたはきちんと話しましたか? うそつきと言わざるをえませんよ!
一勝一敗のくせに、暴走はやめなさい! 


※関連記事:>>「小泉圧勝はどれほどのものなのか?」

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2005.09.13

自民は“微風”止まりの新潟県と、惜しかった北信越

総選挙。全国に吹き荒れた小泉の風。
風は津軽海峡を越えなかったとの記事を読んだが、同じく、風は「国境の長いトンネルを越え」なかった~ 三国山脈、谷川岳をさすがのコイズミくんも超えられなかったか~

9/11の開票日当日にも書いたが、新潟の6つの小選挙区は、全て前職が勝った。自民党が歴史的惨敗を喫した前回と変わらず、自民2、民主+田中真紀子4だった。他県で吹いた風に助けられ、落選した自民候補が2人、比例で復活当選したが、自民現職が勝った第2区でも民主の全く無名の28才の新人に詰め寄られ、その28才も比例で復活当選するおまけ付き・・・

全国的には、自公対非自公、ほぼ5:5の票にもかかわらず、民意をゆがめる小選挙区制のマジックにより、7:3近い議席差になったわけであるが、だいぶ当県は様相が違ったわけだ。

新潟日報によると、選挙終盤、自民党本部は「新潟と北海道、岩手の3道県だけは旋風が吹いていない」と、全国の流れから乖離していると判断。ついに、小泉首相の新潟入りは実現しなかったという経緯があったとのこと。
比例代表80削減をマニフェストのトップに掲げ、消費税増税や所得税増税でも多少の手法の違いはあれ自民と基本的違いの見えない民主党を評価するわけではないのだが、“新潟では自民が負けた”という意味が大きい。


話は変わるが、新潟県だけの問題ではないのだが、比例代表北信越ブロックは実に惜しかった。

結果は定数11の内、自民5、民主4、公明1、国民新党1という結果であったが、共産、社民両党が非常に惜しいところまでいった。
最下位の国民新党と次点の共産党の差は、はわずか7,095票。あと7,096票あれば、共産党が当選、全国で10議席を獲得し、院内交渉団体の資格を回復できたわけだ。29万票の内の7千票、ちょっともったいない。社民党もあと27,491票あれば国民新党を上回り当選できた。欲を張れば、共産党があと40,066票取り、同時に社民党が27,491票取っていれば、自民党と国民新党の代わりに当選できた計算だ。こうなっていれば、両党は少数とはいえ、今回の国会情勢の中で、どれほど大きな仕事が出来たかと思うと残念。

まあ、私が何をしたわけではないし、1票差でも負けは負け。机上の計算であり、こんな事を今更、評論家のように言ってもしょうもない事なのだが、今回の小泉マジックとマスコミの洪水のような小泉報道の中においても、北陸信越と新潟県が、必ずしも小泉旋風一色ではなかったという事に注目したい。(新潟にも電波は来ています・・・)
これが、今回は小泉の風が吹いた他の都道府県も含めて、次回へ向けた大いなる可能性を示すものであるとともに、今後の小泉の暴走を押しとどめる潜在的な力となると思いたい。

演出された小泉大旋風にもかかわらず、全国的にも半数近い有権者が、小泉・自公に票を投じなかったということもあるし。

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小泉圧勝はどれほどのものなのか?

「郵政民営化是か否かを問う」とした、ほとんどワンフレーズの小泉戦略に席巻されたかのような今回の総選挙、結果は、小泉首相と自民党の地滑り的勝利となり、議席数は公明党と合わせて与党全体で、衆議院の2/3を超えた。これは、元々優先権のある予算、条約承認だけでなく、全ての議案で、第二院の参議院で仮に法案が否決されても、憲法の規定で再可決して法律を成立させる事が出来るとともに、少なくとも衆議院においては憲法改正の発議もすることが出来るという大きな意味を持つ議席だ。
つまり、憲法改正を除けば、ほとんど国会は、小泉首相と「小泉衆議院」の思いのまま。何でも出来る状況といっても過言ではない。公認問題に絡んで踏み絵を踏まされた自民党衆議院議員に、異を挟める余地も胆力も無いだろう。

確かに、稀代のハッタリ役者、小泉純一郎氏は勝った。
しかし、勝利、勝利と言われるが、本当に国民はこれほどまでの圧倒的信任を小泉首相と与党に与えたのだろうか?
獲得議席を見て、あたかも圧倒的多数の国民、有権者が、小泉マジックに酔いしれ、私も選挙前に書いた催眠術が解けずに、小泉首相を支持したのか???

率直に言って、私は大いに疑問がある。

一つの切り口から考えてみたい。
それは、実際の得票の状況、得票率という切り口だ。
確かに自民党はマニフェストには色々書いている。しかし、党首の小泉首相は、選挙中、選挙勝利後の特別国会で郵政民営化法案を再び国会に提出し可決させるという、ほとんど選挙後1ヶ月間の公約しかしないも同然の態度であった。
選挙はさながら「郵政民営化」という一つの課題を問う国民投票といった様相であった。
そうであればこそ、2/3の圧勝という事ではなく、得票がどうだったのかという事を見る必要がある。

小選挙区の各党別得票数、得票率は明日(9/13)の新聞等には掲載されるだろうが、くわしい資料が今(9/12深夜)手元に無いので、比例代表の得票数と得票率で、とりあえず考えてみたい。

自分で集計してみた結果は次の通り。
  得票数・・・・・・・得票率
 自民 25,887,798・・・・・ 38.18%
 民主 21,036,425・・・・・ 31.02%
 公明 8,987,620・・・・・ 13.25%
 共産 4,919,187・・・・・ 7.25%
 社民 3,719,522・・・・・ 5.49%
 国民 1,183,073・・・・・ 1.74%
 日本 1,643,506・・・・・ 2.42%
 大地 433,938・・・・・ 0.64%
合計 67,811,069・・・・・100.00%

まず、自民、公明の与党の合計は、51.43%である。確かに小泉首相は「国民投票」には勝った。これは事実として認めざるを得ない。
しかし、同時に言えることは、少なくとも小泉与党以外の党に48.57%もの票が投ぜられているという事だ。
51.43 : 48.57 は、僅差というべきだ。「国民投票」としてはとても圧勝とは言えないだろう。
議席数に表れた2/3超というほどの圧勝イメージには程遠い。
また、小泉政権成立直後の内閣支持率80~90%という小泉フィーバーに比べても実は国民は冷めているようにも思う。最近の内閣支持率よりも低い得票率だ。

逆に考えれば、小泉マジックと大手マスコミの洪水のような大バックアップにもかかわらず、ここまで僅差の結果というのは、選挙戦の中で、国民は催眠術から相当程度覚めたのではないかということと、「反&非小泉派」は大きく押し戻し健闘したと言えるのではないだろうか。決して日本国民は捨てたものじゃないという事でもあると思う。
選挙期間がせめてドイツ並みにあったなら、小泉の勝利であったにせよ、結果はいま少し違っていたのではないかと思えてくる。(議席も僅差の勝利がちょうど良かった)
  ※ちなみにドイツは、日本より先に解散があったのに、投票日は日本より1週間先

この結果を基礎にして、「小泉圧勝」という宣伝に惑わされず、私たちは暴走のチェックを強めていくことが必要なのではないかと思います。
小泉首相も自らを支持しなかった48.57%の国民の意思、この重みを十分踏まえながら政権運営を行っていくべきです。決して国民は、彼にフリーハンドを与えた訳ではないと考えるべきです。


もう一つ言いたい事。それは、民意は51.43 : 48.57 と僅差だったのに、議席数は、それとは遥かにかけ離れた結果に、何故なったかということです。
結論から言えば、小選挙区制という選挙制度に起因するということでしょう。
「テコの原理が働き政権交代がしやすい」とか色々言う人はいますし、それにプラスして、金のかからない選挙うんぬん含めて、「政治改革」の名で10年くらい前に、付録のような形で比例代表制と並立の形で、今の小選挙区制が導入されました。

私は、国民の代表機関である国会の構成は、多様な民意を極力正確に反映することが、代議制民主主義においては必要と考えているので、当時からこの選挙制度には反対でした。

余談ですが、あの時は、衆議院で可決後、参議院で細川政権の与党議員の一部造反により否決され、その後、議長斡旋に基づく、当時の細川首相と河野自民党総裁のトップ会談(談合)で、成立の方向に持って行かれてしまいました。参議院での否決時、細川与党であるものの反対した当新潟県選出・関係の参議院議員3名(当時の社会党、稲村、大淵、志苫の3議員)にたいして、激励の手紙を送ったのを思い出します。

今回の総選挙の結果は、その時の危惧が現実化したということです。
すなわち自民党は4割弱の得票で、6割を超える議席(61.7%)を獲得。
(小選挙区だけに限れば、自民党候補の得票率は47.8%、議席は73%)
与党全体では、5割を僅かに超える得票で、7割近い議席(68.1%)を獲得する。

これは、虚構の絶対多数と言うべきものです。

すなわち、多様な民意を切り捨て、相対多数に、実際以上の力を与える制度。
切り捨てられる票(これも民意)が、膨大に出る制度。民主主義に反すると考えます。
死票が出たり、極端な結果になるのは、野党共闘が出来ないことが問題だという意見も多いようですが、小選挙区制の持つ構造的欠陥こそ、より一層問題ではないかと思います。

日本は白黒はっきりさせるより、「和をもって尊し」と話し合いの文化の国だと思う(こうした体質を全て肯定するわけではないけど)。また、社会が多様化し、国民の個性や意識も多様化している中で、無理やりに二者択一を強制するような制度はいかがなものかとも思う。こうした事からも、国会の選挙制度は比例代表制をベースとした制度の方が合っていると思います。
そもそも民主主義は、本来、町内会の総会のように直接民主主義が基本であるが、社会の規模が大きくなる中でそれが出来なくなり、補完・代行する制度として間接民主主義、代議制民主主義に発展してきたものだと私は考えている。そうした意味からも、代議制民主主義の中でも、民意は出来るだけ正確に反映させる事が必要であると思う。
「民意の集約」などという事は、結局、力のある一部の者が、その他多数を支配するための方便のような気がする。

選挙でどうしても個人を選びたいのであれば、ドイツ型の「小選挙区、比例代表併用制」のような制度にすればいいと考える。
現在の制度(小選挙区、比例代表並立制)は、比例代表はあくまで小選挙区制の極端な面を緩和する付け足しでしかないという事と、並立であり本来別々であるはずの比例代表に、小選挙区との重複立候補と復活当選を認めるなどという、ドイツの併用制から都合の良い部分だけ持ってきたようなイビツな制度と言わざるをえない。イビツであるからこそ、比例の大幅削減とか、果ては比例の廃止による単純小選挙区制といった議論が良く出されるが(議員削減=歳出削減などの議論と絡められて)、これは、よりいっそう民意をゆがめ、多数党や力のある者にとって、都合の良い制度になってしまうと言わざるを得ないのではないだろうか。

私は、とりあえず、都道府県単位の比例代表制をベースとした制度を求める。
都道府県単位でのドイツ型の選挙区併用の比例代表制でも良いし、各都道府県1区の大選挙区制でも良いと思う。交通も発展しているから都道府県程度の広さがちょうど良いのではないだろうか?
現在の小選挙区は余りにも狭すぎる。これでは大所高所に立って社会全体を考えられる政治家はなかなか生まれない。勝利への道が過酷な分、権力者へのイエスマンは生まれるが・・・


※関連記事:>>「試合に勝って、勝負に負けた?小泉くん」

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2005.09.11

非常に残念・・・総選挙、しかし

小泉マジック、小泉劇場が、小泉さんのキャラクターとマスコミの効果もあって、全国的には雪崩れ現象をおこしたような結果になりそうです。
自民・公明で、衆議院の2/3(321議席)を超える勢いのようで、第一院の衆議院での憲法改正発議可決を危惧する私としては、非常に危機感を持ちます。そこまで考えて小泉自民に投票した人は、いったい何人いるのでしょうか?

ちなみに我が新潟県は、逆に、マスコミの出口調査の結果では、小選挙区は、改選前と同じ結果になりそうなようです。前回の結果は、6選挙区の内、自民は2議席、民主は3議席、あと一つは田中真紀子氏(現在は民主と同一会派)。そのまた前は、真紀子氏含め自民5、民主1でしたから、前回は、保守王国と近年は言われている新潟県としては、民主の歴史的大勝利でした。
今回、小泉効果の大雪崩れの中で、前回と同じ民主勝利となりそうとのことなのです。

新潟県の有権者が本質を見抜く目があるのか、ただズレているのかはわかりませんが~  (一応、自慢のつもりです)
まあ、出口調査ですから、確定ではありませんが・・・
  ※(追記)新潟県の小選挙区の結果 (9/12、AM0:10現在)
       出口調査の傾向どおり、全6区で現職が当選・当確
       民主系(田中含む)が4、自民が2となりました。民主勝利。
       全国とは全く逆でした。
       今後、自民の負けた人の中に、比例区で小泉効果による復活当選があるかもですが

さて、今回の結果、全国的には、私には非常に残念な結果でした。

TBSの、「乱!総選挙2005」で、『各党の幹部や注目政治家にあなたのご意見をぶつけます。ぜひ、皆様のご意見、質問をお寄せください。』とあったので、意見をメールで送りました。
選挙前に、別の放送局に送った意見を選挙結果を踏まえて少々変えて送りました。


ごまかしは、一時的にみんなを幻惑できても、決して長続きしないと、私は確信します。最後の意見に書きましたが、高転びに転ぶ日は遠くないと思います。

★以下、送付した意見です。

テーマはランダムですが、思いつくままに書いた意見をいくつかまとめて送らせていただきます。
以下、今回の総選挙結果の現時点までの状況を見ての私の意見です。 


◆ワンフレーズポリティクスを駆使する小泉首相と、ヒトラーの大衆扇動とどこが違うのだろう。シロとクロ二者択一の手法は、ブッシュ大統領と瓜二つ。だまされない目を持ちたいと思うのだが、残念な結果です。

◆不毛な二者択一を迫り民意の強制収斂を図る小選挙区制はやめて欲しい。民意を歪めて映し出すものだと思う。今回の結果はその弊害だ。せめてドイツと同じ併用制に改革を!

◆「大企業から税金をとったら企業は国外へ逃げてしまう」と小泉首相は発言したという。庶民は、いくら増税されても医療費値上げされても海外に逃げられない。結局、小泉改革は、金持ちのための「改革」ではないのかと思うが。それを庶民が支持した矛盾に遅かれ早かれみんなが気づくと思う。選挙で大勝したからといって、小泉さんには白紙委任と思わないで欲しい。

◆強い者だけが勝ち続ける社会は、決して良い社会ではないと思います。小泉さん、あなたはこの国を、嵐が来る事がわかっいても自動車も無く逃げれない人が沢山いるような社会に「改革」してしまうのですか? 多くの庶民があなたに投票したことは、同時に責任も伴うのですよ。

◆小泉さんは「改革」と叫ぶが、改革のベクトルがどちらを向いているかが重要だ。小泉改革は勤労者犠牲で活路を見出そうとする大企業の戦略と同じ。働く者・生活者が大切にされる新しい経済システム構築こそ真の改革だ。

◆小泉首相は「今度の憲法改正は全面改正ですから~」と、軽く言ってのけた。戦争を禁止した憲法の上に戦後日本の繁栄があったということを忘れるべきではない。捨て去るべきではない。今回の大勝利に酔って、憲法改正を急ぐようなことはしないで欲しい。

◆企業団体献金を廃止しないまま、政党助成金という税金を受け取り、今回の総選挙でもそれを惜しげもなく使いテレビCMをする事は納得できない。無駄を削るというなら政党助成金をまず返上せよ!金は政党が自ら有権者から集めるべき。

◆小泉さんの郵政民営化って、郵政の高級官僚が生き残るための「改革」なのではないですか? 旧ソ連の特権官僚が、「民営化」後、新興大資本家になったように・・・ そして一般職員は切り捨てるおつもりでは?
 
◆小泉さん、あなたは賄賂などもらわない清廉な政治家。でも、あなたほど勝ち組のための政治を押し進めた政治家もいませんでした。心を入れ替えて、庶民にも目を向けた政治をしてください。あなたに投票した庶民に・・・

◆住宅ローン、自動車ローン、自分と妻の保険、子供のための積立、火災地震保険・・・ 今でも家計費はギリギリです。それでもサラリーマンは生かさず殺さず、更に絞れるだけ絞り取るのですか?収入は増えないのに。

◆小泉政治の行き着く先は、勝者と敗者、富む者と富まざる者の二極化社会だと思います。ニューオリンズの悲劇は、それを暗示しています。そんな日本はいやです。真面目に働く人々全てが大切にされる社会を望みます。

◆勝ち組のための政治を押し進める小泉さんを、多くの庶民が熱狂するのは疑問です。わかりやすさの裏にある本質を見抜くことが出来なければ、庶民大増税で家計は破綻です。

◆小泉首相のわかりやすさと爽快さの後に来るものは何でしょうか?勝ち組優先政治で国際競争力を強めた現代版財閥の海外権益を守るため、憲法改正して派兵までするのではと心配です。平和憲法こそ日本の生命線です。

◆小泉さんは何かやってくれそうです。でも、何をやってくれるのでしょうか?サラリーマン大増税、消費税大増税。その一方で、社会保障は切り下げ。行き着く先は9改憲で「自衛軍」創設し戦争をする国造りですか?大勝利の余勢をかって加速ですか?

◆小泉さんは何かやってくれそうです。でもそれは、何かやらかしてくれそうという事ではないかと思います。小泉劇場は、見ているだけなら面白いが、これ以上任せたら大変な事を勝手にやらかしそうです。

◆徳川政治は農民を生かさず殺さず、搾り取りました。小泉政治はサラリーマンを生かさず殺さず搾り取る。朝から夜まで働く姿も同じ。小選挙区制を利用して旧来の自民党をぶっ壊し、小泉幕府を造るおつもりですか?

◆織田信長は天下布武。小泉純一郎も今回の総選挙で天下布武を目指しているかのようです。使っている武器は違いますが。でも高転びに転ぶのもいずれ同じになるのではないでしょうか。時間の問題ではないかと思います。

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一票一揆を起こす時

時計が回り、いよいよ総選挙投票日となった。今日の有権者の選択が、まだ選挙権の無い子供たちを含めて、日本国民全体の未来を方向付けることになりそうです。織田信長を気取る小泉首相に対して、
謀反(造反議員)では世の中は変わりませんでした。ここは正攻法で、一人一人では弱いサラリーマン、「時は今」と、一票一揆を起こそうではないですか。

さて、テレビ朝日の選挙STATION2005のサイト
(URL) http://www.tv-asahi.co.jp/senkyo/ の、「皆様からのご意見募集!!」に意見を送ったところ、サイト上にその内の一つが掲載。(9/11、PM6:00現在まだ掲載中。最初に掲載を確認してから30時間以上になります)
それにやや気を良くした単純な私は、また意見送付。
ちょっと疲れ気味で、最後は脱線気味かもしれません^_^;

以下の9本を送りました。

◆小泉さんの郵政民営化って、郵政の高級官僚が生き残るための「改革」なのではないですか? 旧ソ連の特権官僚が、「民営化」後、新興大資本家になったように・・・ そして一般職員は切り捨てるおつもりでは?

◆小泉さん、あなたは賄賂などもらわない清廉な政治家。でも、あなたほど勝ち組のための政治を押し進めた政治家もいませんでした。心を入れ替えて、庶民にも目を向けた政治をしてください。

◆住宅ローン、自動車ローン、自分と妻の保険、子供のための積立、火災地震保険・・・ 今でも家計費はギリギリです。それでもサラリーマンは生かさず殺さず、更に絞れるだけ絞り取るのですか?収入は増えないのに。

◆小泉政治の行き着く先は、勝者と敗者、富む者と富まざる者の二極化社会だと思います。ニューオリンズの悲劇は、それを暗示しています。そんな日本はいやです。真面目に働く人々全てが大切にされる社会を望みます。

◆勝ち組のための政治を押し進める小泉さんを、多くの庶民が熱狂するのは疑問です。わかりやすさの裏にある本質を見抜くことが出来なければ、庶民大増税で家計は破綻です。

◆小泉首相のわかりやすさと爽快さの後に来るものは何でしょうか?勝ち組優先政治で国際競争力を強めた現代版財閥の海外権益を守るため、憲法改正して派兵までするのではと心配です。平和憲法こそ日本の生命線です。

◆徳川政治は農民を生かさず殺さず、搾り取りました。小泉政治はサラリーマンを生かさず殺さず搾り取る。朝から夜まで働く姿も同じ。小選挙区制を利用して旧来の自民党をぶっ壊し、小泉幕府を造るのか?

◆鳴かぬなら殺してしまえの純一郎。殺されてたまるものかとサラリーマン、一票一揆に立ち上がる。そんな選挙結果を期待します。サラリーマン大増税構想はそれほどのものだと思います。

◆織田信長は天下布武。小泉純一郎も今回の総選挙で天下布武を目指しているかのようです。使っている武器は違いますが。でも高転びに転ぶのもいずれ同じになるのではないでしょうか。時は今・・・


更に(9/11AM)追加して2件、テレ朝に意見を送っておきました。

★小泉さんは何かやってくれそうです。でも、何をやってくれるのでしょうか?サラリーマン大増税、消費税大増税。その一方で、社会保障は切り下げ。行き着く先は9改憲で「自衛軍」創設し戦争をする国造りですか?

★小泉さんは何かやってくれそうです。でもそれは、何かやらかしてくれそうという事ではないかと思います。小泉劇場を見ているだけなら面白いが、これ以上任せたら大変な事を勝手にやらかしそうです。

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2005.09.10

改革をとめるな! と小泉さんは言っている( ..)φメモメモ

でも誰のための改革なのだろうか (?_?)
総選挙の投票を明日に控え、もう一度考えてみたい。
小泉さんのキャッチフレーズは、郵政民営化は「改革の本丸」。これが本丸か? 日本がいま抱えている諸問題を考えると、小泉城はずいぶん小さい城なんだろうかなぁ~などと嫌みの一つも言いたくなる。「その先に大奥でもあるの」と書いていた人もいた。

それはさて置き、選挙期間中の論戦で、郵政民営化は、国民の願いや要求から出たものではなく、日本とアメリカの銀行業界、保険業界の要求であることがはっきりしてきたと、私は思う。
無駄を改革するための「入り口と出口論」を述べるコメンテーターが多いが、本末転倒だと言わざるを得ない。
郵貯・簡保資金を財政投融資で無駄に使ってきたのは、自民党政府自身。悪いのは郵便局ではないし、貯金や簡易保険をしていた国民ではないのだ。郵政公社を、公共セクターから民間セクターに移す理由には全くなっていないのではないでしょうか。

結局、“民間”大企業(小泉さんの場合、特に大銀行か?)が喜ぶことなら、国民に不便・不利になることでも強引にやるのが、小泉改革ではないでしょうか?
従来の自民党の政治家との違いは、小泉首相が、ワイロとか汚職と結びつかずに(現時点でみると)、そうした“民間”大企業の利益を代弁する政治を押し進めているということではないでしょうか。ここ20年近くの自民党政治の金権腐敗振りが余りにひどかったため、そういう腐敗の匂いが余りしないという点が、小泉首相の支持率を底支えする要因になっているようにも思います。もちろん、中身は無いが強い調子で国民をあおる、国民からは情熱的で「何かやってくれそう~」と感じてしまう、彼のキャラクターとも相まって。

でも、中身が問題なんじゃないでしょうか。
「何かやってくれる」のはいいんだけど、その何かというのが、今までの自民党政府がやりたくても出来なかったような、国民にとってはトンデモないことだったら、取り返しがつかないのです。

明日の投票日を控えて、もう一度、冷静に考え直してみる必要があるのではないでしょうか?
小泉政権が出来て4年。何かいいことがあったかということを。

この4年、大企業の利益は12兆円も増えたのに、家計の所得(つまり庶民のサイフ)は総額18兆円も減ってしまったということです。これは1世帯当たり約40万円になるとのことです。日銀の統計資料等で確認してみればよいと思います。
バブル時期のフリーターのイメージとは異なり、働きたくても正規雇用の先が見つからない若者が溢れ、リストラで中高年でも職を失った人がたくさんいます。職安には失業者があふれています。その一方で、事業の再構築という本来のリストラではなく、人件費削減を第一にする日本型リストラで、大企業は利益を急速に回復したのです。
バブル崩壊と大不況を生んだ責任は大銀行・大企業自身にあります。
しかし、それを、働く人々、結局庶民の犠牲の上に、克服してきたのです。

そしてそれを従来の自民党政権以上に、強力にサポートしてきたのが、この4年間の、小泉政治だったのではないでしょうか。
そしてそのことは、従来、政治とは直接かかわらない印象が強かった、日本最大企業のトヨタが、今回の総選挙では経営幹部による自民党支援を公然と行ったことにも、如実に現れているのではないでしょうか。

そんな人物と、その政権を、雰囲気だけで信任していいのか! と、私は考えます。
私たち庶民は、勝ち組の方のようにお金はありません。しかし、選挙は自然人、一人に付き一票です。金は無いが、数だけは多数です。

限りある宇宙船地球号を守り、未来へ受け継いでいくためには、ブッシュ・小泉流の弱肉強食、利益追求第一主義の経済原理ではダメです。「他人を蹴散らしてでも自分さえ儲かればよい」「あとは野となれ山となれ」「我が無き後に洪水よきたれ」といった経済原理は、今の地球にあっては脅威です。

事の本質を今こそ見抜いて、金持ちの為の政治に、庶民の一票を使うのではなく、一人一人の人間が尊重され大事にされ、幸福を追求できる可能性のある、経済社会を創造するという、人間本位の改革を実現していく一歩としたいものです。

私の意見は、そのために、今回の総選挙、小選挙区においては小泉派の敗北(今の情勢だと勝ちそうなので僅差で)、比例代表においてはしっかりした少数野党の維持と増強ということです。それが次のステップへ向かう、第一歩だと考えます。

全員が持っている小選挙区と比例代表の2票を、工夫してバランスよく行使するということが大切ではないかと思います。

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小泉劇場は、「改革(リフォーム)詐欺」選挙~

うまいことをいうもんだなぁ~と思った。友人から聞いたのだが、法政大学の五十嵐仁教授の話とのこと。
それによると、今回の総選挙は、「改革(リフォーム)詐欺」選挙。なるほど。
「このままでは大変な事になるぞ~~」と、国民を脅して、票を入れさせようとしているようなものとのことだ。 納得。
「振り込め詐欺」のようなものでもあるという。これも確かに・・・

なぜそう言うのか?
小泉氏は声高に“改革”を叫ぶ。「郵政民営化は改革の本丸」と称して。

まずは、お得意のフレーズ、「民間に出来ることは民間に」、「官から民へ」だ。しかし、郵便局は「民」に出来ないサービスを担っている。いま田舎では、協同組合であり地域にとっては公共的な側面もあるはずの農協ですら、民間金融機関との競争の渦中で、ドンドン支店・支所を統廃合して減らしているというのが現実なのです。
一方、民間資本市場には資金が大量にだぶついているので、郵政銀行、郵政保険として民営化しても、資金が「民」へ流れることはまずないと考えられるとのことだ。私も同感。
同時に「官から民へ」という時、もう一つレトリックがあると私は思う。それは小泉氏の言う「民(ミン)」とは、「国民」のミンではないということだ。何のことは無い、「民間大銀行」「民間大企業」のミンなのだ。minの響きに多くの庶民が誤解する・・・「小泉さんは私たちの味方だ」と・・・ 大いなる誤解だ。

「官から民へ」というのは、本当は「公(オオヤケ)から私(ワタクシ)へ」と言うことであり、「公共から営利へ」ということでもあるのだと思う。 minの響きにだまされてはいけない。
どこかのブログで、学校を「官から民へ」と主張し、公立小学校を私立小学校へするなどと言ったら、誰からも賛成されないだろうと書いている方がいた。同感。小泉氏の言う「官から民へ」そういう本質なのではないかと思う。

次に、郵便局の職員を特権階級のように言い(誹謗ではないかと思う)、郵政公社を民営化すれば財政再建に寄与するかのように主張している。しかし、これは真っ赤なうそということが、各党の討論会等で浮き彫りになった。
まず、郵政事業は、郵政省時代も現在の公社でも独立採算制で、職員の給与等に税金は使われていないのだ。つまり、民営化しても財政支出が減るわけではない。また、「民営化すれば法人税も納めるようになる」等という話も、後者は利益の50%を国庫に納付するという法の規定があるそうで(法人税の実効税率は40%程度)、話が違うようだ。しかも、竹中大臣が国会答弁で、「郵政公社のままなら黒字」、「民営化会社は赤字」の予測を披露したとのこと。もしそうなれば、民営化会社は法人税を全く払えないことになる。
これでは国の収入は民営化した方が減り、民営化は財政的には意味が無いということになる(あくまでも竹中説=政府の公式見解に従えば!)。
財政再建に寄与するという話は、全くの詐欺のような話だと思う。竹中説も仮定なので、実際は逆になることもあるかもしれないが、それは結果論だ。

そして、これは私も以前書いたことだが、大銀行は昔から「民業圧迫」と主張して、郵便貯金を目の敵にしてきた。私自身仕事柄、全国銀行協会の文書などを見る機会もあったので、このことは20年以上前から感じていた。小泉氏はいわゆる「大蔵族」の一人だったそうだから、そうした声に大いに押されて来たのではないかと思う。圧力もあっただろうし、懐柔もあったのかもしれない。
その後、郵貯だけでなく、簡易保険も狙われて現在に至っている。当然、郵貯、簡保の巨大マネーは外資にも狙われ、何度も民営化、規制緩和の要望書が出され、ついには日米首脳会談で親分のブッシュから直接圧力を掛けられるに至った。

結局、そうした延長線上での郵政民営化であり、「改革」とは無関係ということだ。

将にサギ。一つ一つの話は、まさに「振り込め詐欺」と同じようなもの。そして、「改革」「改革」と御本人たちが言っているのだから、「リフォーム詐欺」。うまいネーミングだと思う。

銀行のATMと同じく、明日の投票台に、「リフォーム詐欺注意」の張り紙でもして欲しいものだ。

小泉氏は非常にうまい役者だと私は思う。たいしたものだ。「役者やのう~」とほめてあげたい。
しかし、選挙と現実の政治は、見世物ではないし架空の話しでもない。ハッタリに惑わされ、社会の進むべき道を誤ってはならないと、私は思う。

明日の総選挙、全ての有権者がもっている2票。有効に使いたいものである。
間違っても、自民・公明合計で321議席(2/3超)を与えたりしてはいけない。
一般的な保守の人も想定していないような、おそろしいことが起こると危惧します。

小選挙区制は、実際の民意以上に議席を集中させる恐い面がある事を考えて、小選挙区は投票したい。小選挙区、民主、共産の支持者はこの際そのまま投票すればよいと思うが、本来無党派だが今回は小泉・自民をなんとなく良いと思っている人は、是非、投票する人を変えて欲しい。どうせ小泉氏が大勝するという予想が出ているのだから、大大勝にしすぎると危険だから、そこそこの勝ちでいいではないですか?? そうしましょっ!
比例代表は、しっかりした少数野党。自民、民主は小選挙区で議席を獲得するのだし、公明は支持団体の票がある。国会にはそうした自民・公明、民主以外の少数野党の存在も必要だと思います。

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テレビ朝日のサイトに掲載されたものの・・・

テレビ朝日、報道ステーション2005のサイトへ送った私の意見が載せられていた。しかも、12:35現在、トップに!
テレ朝もまんざら捨てたもんじゃないなと思ったのもつかの間。 私の投稿、最後のフレーズが消されていた(ーー;)
勝手に削るなよ!
そこがポイントなのに・・・

テレ朝、選挙ステーションのURL http://www.tv-asahi.co.jp/senkyo/
「ご意見募集」のところです。

↓テレ朝サイトに載った文章
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40代 男性 新潟県
15年後、20年後、保育園児とヨチヨチ歩きの二人の息子が、戦争に取られる国にさせられるのではないかと不安です。日本は戦争をしない「普通でない国」として国際社会で生きるべきです。
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ん?なんか足りないぞ~

↓私の送った文章
--------------------------------------------------------------------------------
15年後、20年後、保育園児とヨチヨチ歩きの二人の息子が、戦争に取られる国にさせられるのではないかと不安です。日本は戦争をしない「普通でない国」として国際社会で生きるべきです。改憲反対!
--------------------------------------------------------------------------------
まあ、これが朝日の限界ですね。
前半、中盤が掲載されただけでよしとしよう。

PS.
PM8:35現在、まだ掲載されている~ お昼のトップから真ん中くらいに場所が落ちましたが。
8時間以上、載っているということかぁ。まあ、それはそれでありがたいですね。意見を送った甲斐があったってものです。
PS.2
日付が変わって11日。AM0:35現在、まだ残っている。ただ更新していないだけなのかな?
半日も残っているとはまさに想定外でした。
PS.3
11日、PM6:00現在、何と下から2番目ながら、まだテレ朝サイトに残っていました。30時間も掲載されているとは!
是非選挙ステーションの番組中でも、掲載された意見以外を含めて使って欲しいものです。まあ、私は古舘の話を聞きたくないので、テレ朝は見ないで、NHKとTBS(筑紫&久米)で選挙速報を見るつもりですが・・・
あと、民放の当確早打ち競争はいただけませんね。
PS.3
17日、PM9:00現在、まだ残ってますね。選挙ステーションのサイトを削除するまであるみたいですね。

※いつまであるかわかりませんが⇒>>テレ朝、選挙ステーションの意見掲載ページ

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総選挙を前に言いたいこと

小泉的を問う総選挙も投票日まであとわずか。ちょうど、テレビ朝日の選挙STATION2005のサイトで、「皆様からのご意見募集!!」というのをやっていたので意見を送りました。URL http://www.tv-asahi.co.jp/senkyo/
普段は「文章が長い」と言われる私ですが、100字以内と制限があったので、ワンフレーズ的ポリティクスになってしまいました。コイズミほど短く単純化はとても出来ませんでした。

とりあえず、以下の8本を送りました。

◆庶民に痛みの扇動・詭弁政治家にも、与党とはコーラとダイエットコーラほどの違いしかない野党第一党も、両方負けて欲しい。キャスティングボードをしっかりした野党が握って欲しい。

◆ワンフレーズポリティクスを駆使する小泉首相と、ヒトラーの大衆扇動とどこが違うのだろう。シロとクロ二者択一の手法は、ブッシュと瓜二つ。だまされない目を持ちたいと思う。

◆不毛な二者択一を迫り民意の強制収斂を図る小選挙区制はやめて欲しい。多様な民意を反映させるせめてもの救いの比例を80削減するなど論外。せめてドイツと同じ併用制に改革を!

◆「大企業から税金をとったら企業は国外へ逃げてしまう」と小泉首相は発言したという。庶民は、いくら増税されても医療費値上げされても海外に逃げられない。結局、金持ちのための「改革」ではないのか。

◆強い者だけが勝ち続ける社会は、決して良い社会ではないと思います。小泉さん、あなたはこの国を、嵐が来る事がわかっいても自動車も無く逃げれない人が沢山いるような社会に「改革」してしまうのですか?

◆首相は「改革」と叫ぶが、改革のベクトルがどちらを向いているかが重要だ。小泉改革は勤労者犠牲で活路を見出そうとする大企業の戦略と同じ。働く者・生活者が大切にされる新しい経済システム構築こそ真の改革だ。

◆小泉首相は「今度の憲法改正は全面改正ですから~」と、軽く言ってのけた。戦争を禁止した憲法の上に戦後日本の繁栄があったということを忘れるべきではない。捨て去るべきではない。9条改憲反対!

◆15年後、20年後、保育園児とヨチヨチ歩きの二人の息子が、戦争に取られる国にさせられるのではないかと不安です。日本は戦争をしない「普通でない国」として国際社会で生きるべきです。改憲反対!

◆企業団体献金を廃止しないまま、政党助成金という税金を受け取り、それを惜しげもなく使いテレビCMをする事は納得できない。無駄を削るというなら政党助成金をまず返上せよ!金は政党が自ら有権者から集めるべき。

「皆様から頂いたご意見の一部は、当サイト上または番組内で公表させていただくことがあります」と、サイトにはありましたが、まず使われないでしょうね~
あと、このほかに、先日の報道ステーションの各党討論での古舘キャスターの司会に関連して、選挙報道をする資格無いから謹慎して選挙ステーションには出るべきでないとの意見も送りました。昨日(9/9)の報道ステーションで何やら言い訳していましたが・・・

短い文章で表現するのは難しいですね。
その点では確かに小泉氏は能力を持っていますね。でも洗脳されてはいけません。

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2005.09.09

THE DAY AFTER 小泉勝利の先にあるものは・・・

総選挙投票まであとわずか。昨日、「集団催眠か?」と書いたが、雰囲気がだいぶ変わってきているという報道も目立ってきた。多くの人が、立ち止まり、そしてもう一度考えているのだろうか。
衆議院選挙は、小選挙区と比例代表区の2票を、全ての有権者が持っている。
そして、2つの票は別々の党に入れても自由。
よ~く考えて投票したいものです。

小泉氏は、基本的に「郵政民営化」一本。テレビCMでは、党首討論で野党側から論破されたような事を相変わらず流している(彼に言わせると、郵便局の一般職員も特権階級らしい)。そして、彼が勝ったら(自民・公明で過半数が彼の勝利らしいから、ずいぶんハードルが低い)、直後の特別国会に郵政法案を再提出して可決する事を目指すとのこと。テレビを見ていても彼の口からは、直接的にはその事しか聞こえてこない(私の耳が悪いのか~)。それは選挙後1ヶ月を見据えた公約でしかない。
しかし、衆議院議員の任期は4年。彼に勝利させ力を与えてしまったら、その後何をやるというのか・・・
何も彼の口からは語られてこないように感じる。

彼は、郵政民営化・是か否か以外、結果として国民に白紙委任を求めているのではないかとさえ思える。テレビの党首討論でその事をどこかの党から問われた小泉氏は平然と答えていた。「今までの流れ(が信任されたことになる)」と。
そして、「マニフェスト」と称する政権公約は、厳然として存在する。国民にはきちんと説明されないものの・・・ よく見なかった我々国民が悪いのだ。

THE DAY AFTER
小泉勝利のその後に、何が来るのか?

◆サラリーマン大増税。(――;)
「政府税調の考え方は取らない」と言っているようだが、サラリーマンだけを狙いうちにした増税はしないという程度の意味のようだ。つまり、高齢者、自営業者、農家などを含め国民全般に幅広く増税する方向なのではないか?? 
将に、庶民大増税ではないか~
◆消費税増税。(――;)
彼は「私の任期中は引き上げない」と繰り返し発言している。しかしその影で、引き上げの準備は着々と進んでいるようだ。財務省は、あと利率さえ入れれば、すぐにでも法案が出せる状況という話も聞く。
「来年の秋以降、消費税も含めて税改正の本格的な論議をやる」と彼も4日に発言したようだ。彼の任期中にどこまで直接、彼が手を下すかどうかはわからないが、しっかりレールを敷くつもりだろう。
◆しかし一方、大企業から応分の税負担をいただくという声は全く聞こえてこない。(――;)
不況対策として取られた減税措置のうち、サラリーマンの定率減税のみ廃止で、法人税の軽減措置はそのまま・・・  これでは経団連の奥田さんが応援するわけだ。出身のトヨタを挙げて。
そして、少子高齢化や財政危機の一面的な掛け声の下、国民の負担は増やされるのに、年金を含めた社会保障は、ドンドン切り下げられる流れに思えて仕方がない。

◆靖国公式参拝実行。(――;)
選挙に勝利したらすぐ行うのではないかと言う人もいる。私もその可能性はあると思う。
◆イラクへの自衛隊派遣(派兵)継続。(――;)
ブッシュのポチである事を、彼は決してやめないだろう。しかし、自衛隊はいったいサマワで何をしているのだろうか? イラク特措法の規定に従っても、直ちに撤退すべきだ。
◆憲法全面改悪。(――;)
前文や9条の、恒久平和、戦争放棄・戦力不保持の規定を木っ端微塵にしたいのではないだろうか。少なくとも骨抜きに。「今度の憲法改正は、全面改正になりますから~」と軽る~く発言する人だ。
◆まだまだある・・・。(――;)

いずれにせよ、私の意見としては、今度の総選挙、コイズミだけは、とにかく勝たせてはいけないということに尽きる。

そうすると、結果的に民主党政権となる可能性が高い。(過半数割れで小泉が退陣し、多数派工作の結果、別のシャッポをかぶった自民党中心の政権となる可能性もあるが・・・)
しかし、民主党の政策もいただけない面が多すぎる。
岡田代表は年金目的税名目で「消費税を3%上げる」とはっきり公約している。社会的弱者に対する所得の再分配という面のある社会保障費を、最も逆進性があり低所得者ほど相対的負担の重い消費税に求めるという考え方には、とても私は賛成できない。しかも、それで終わらず、彼らはその後も更なる消費税増税を射程に入れているようだ。歳出削減が先だと言ってはいるが・・・  国民生活に必要な歳出まで削る懸念もある。
そして、民主党も大企業減税政策の転換には全く触れようとしないようだ。
また、国会議員削減のうたい文句の下、民主党マニフェストのトップに盛られているらしい、衆議院比例代表の80議席削減(現在180から)。これは危険な考えだ。少数政党を国会(少なくとも衆議院)から抹殺し、人為的に二大政党化を更に推し進めるということに他ならない。私は、これは民主主義の破壊であると考える。
国民がこれだけ多様な価値観を持っている現在、自然に収斂するなら別だが、選挙制度の面から人為的・半ば強制的に、二者択一を国民にせまる、二大政党化には反対だ。

こう考えると、自民・公明の現与党と民主党は、手法に多少の違いはあっても基本的な路線はあまり変わらないのかもしれない。

コイズミにはとにかく退場してほしい、しかし、民主党の政策には自民より悪い面もあると私は考える。では、どういう国会状況が望ましいのか???
それは、コイズミが敗北し、民主党政権となった国会に、新政権を牽制しチェックできる自・公以外のしっかりした野党の存在が必要ということだろう。

一つは、共産党には、議席を現在の9議席から回復させ、少なくとも10議席以上を獲得してほしい。そうすれば院内交渉団体の資格を回復し、国会の党首討論に再度、志井氏が立てるようになる。オール与党の地方議会に共産党の議員が一人でもいれば、全体が締まり、あまりいい加減な事を出来なくなるということは多々あるようだ。その意味でも、衆議院における現在の9議席は、余りに力不足だと思う。比例代表が、200議席から180議席に削減された現在、法案提出権のある21議席以上の獲得はきわめて困難だとは思うが、せめて院内交渉団体に復帰してほしいものだ。
前回の総選挙では、我が北陸信越ブロックで共産党は次点で落選した。今回は上がって欲しいと思う。
また、ほとんどこうした観点で見られることは無いようだが、共産党は小選挙区に250以上の候補を擁立しており、理論的には政権獲得の可能性がある(あくまでも机上の話だが)。その点、公明党含む他の少数政党と異なる。第一、第二の選択肢(自民・民主)が、大して内容が変わらない中で、第三の選択肢を国民に提供している努力には、ある意味、敬意を表したい。

次に社民党。副代表だった人物(横光)が民主党に鞍替えするなど、危機的な状況にあるようだが、無くなって欲しくはないと思う。しかし、どう数えても全体で10議席以上獲得はなかなか難しいように思う・・・ 
いずれにせよ、今後、民主党に飲み込まれてしまわないように頑張って欲しいものだ。

あと、ほとんど希望的観測だが、新党日本と国民新党。小泉にはじかれた自民党議員が生き残りのために急造した党だが、オオバケしないものかなぁと思う(まあ無理かもしれないが) 
この2党の所属議員に現時点で支持できる人物はいないが、田中康夫氏と紺谷典子氏の両名の意見は、全てではないものの、共感できることが従来から多かった。両名がそれぞれの新党にあえて加わったのも、小泉と対決せんがためだったのではないかと思う。両名がそれぞれ新党の顔役に就いた時は、若干“おっ!”と感じた。
保身のために追い込まれてから新党を作った国会議員たちの思惑を超えて、田中、紺谷両名を中心に発展しないものだろうか・・・(無理かな~)

私は北海道に選挙権はありませんが、言うまでもなく、ムネオ新党はもちろん支持しません。北海道でなぜ鈴木宗男氏が人気者なのか正直理解に苦しみます。

繰り返しになりますが、衆議院選挙は、小選挙区と比例代表区の2票を、全ての有権者が持っている。
そして、2つの票は別々の党に入れても自由。
よ~く考えて投票したいものです。

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2005.09.08

小泉マジックとマスコミによる集団催眠か?

眠い目をこすり、一呼吸置いて考えたい。総選挙も最終盤のいま、私はそんな思いです。

こんな台風の時季や、来年度予算の概算要求という重要な時期に重なるという、異例とも言える今回の総選挙も、投票日まであとわずか。最近少しは落ち着いてきたようにも思いますが、一時は、小泉マジックによって、そして、小泉・作、マスコミ・演出による“小泉劇場”によって、国民全体が集団催眠にかけられてしまったのではないかと、私には感じられるほどの状況でした。
選挙の結果はいったいどうなるのでしょうか?
マスコミの予想通り、小泉大勝利なのでしょうか?

そして、彼宿願の郵政民営化実現の後、所得税控除の大幅縮小による大増税と、消費税大増税のレールが敷かれ、イラクからも撤退せず最後までブッシュに付き従い、靖国参拝に固執し近隣諸国とは一層の関係悪化、先の大戦での軍国日本の責任は風化させられ、そして、9条や前文など日本国憲法の平和主義を捨て去る事を中心とした憲法全面改定へと突き進んでいってしまうのでしょうか???
最後の憲法問題については、民放の党首討論番組で小泉氏自身が、「憲法改正には逐条改正と全面改正の二種類あるが、こんどの憲法改正は全面改正になりますから~」と、サラ~っと言っていましたから、本気なんでしょうね・・・ (+_+)
小泉氏は「今回の総選挙は郵政民営化、是か非か」と言いつつ、その事で信任を受ければ、上記のようなその他の重要課題は「これまでの流れ」として、同時に信任されるような言い方をしていましたし~
こんな事でいいんだろうかと、私は思います。

私は先日、今回の解散を、“コイズミ筋違い自爆テロ解散”“八方ふさがりヤケクソ解散”と、表現しました。この評価自体に私自身変化はありません。
しかし、解散後の状況は、私の予想を超えるものでした。
何が私の予想を超えたのか?
それは、小泉氏のハッタリ役者ぶり(野暮ったい大根役者と私は思いますが)もさることながら、「郵政解散」「刺客」「くのいち」など小泉の思惑と自民党の内紛を、公共の電波で洪水のように垂れ流す、私から言わせれば、マスコミぐるみの“小泉勝利大作戦”の展開でした。
私の3才の息子が、テレビを見ていきなり「コイズミサン」と言い出したくらいです。小泉首相の姿が映るのを見て・・・・
「おとうさんはコイズミサン嫌いなんだよ」と言うと、逆に面白がってその後も「コイズミサン」「コイズミサン」と言い続けています~ いやはや ^^;

マスコミはそれ自体、「国営」的大企業(NHK)と民間大企業(民放)ですから、彼ら自身に“小泉改革”(=市場原理偏重の弱肉強食的な構造改革路線と私は見る)を推進しようという明確な意図があるのか? マスコミを操りそして動かす何か大きな力が背後で作用しているのか? 単純に自身の儲けのため視聴率稼ぎで面白いものに興味本位的に飛び付いていたのか? 
それは私にはわかりません。
もしかしたら、その全てだったのかもしれませんが・・・
いずれにせよ異常かつ異様な雰囲気だと、私は思いました。

テレ朝系「報道ステーション」の各党討論で、古館キャスターが、郵政民営化反対の見解を述べる党の主張を大きな声でさえぎり、郵政民営化賛成の自論を一方的に展開しつつ、安部自民党幹事長代理に発言を振る姿は、異様な感じがしました。「お前、司会のくせに何様のつもりなのか」と思いました。
その時は、彼自身がにわか勉強の政治知識を振りかざしている単なるアホなのかなと思ったのですが、直後のCM(つまり番組の提供)に外資系保険会社が登場するのを見て、「あ!そういうことなのか」と思ってしまいました。郵政民営化って誰が一番喜ぶのか・・・
まあ、そういうことなのではないかもしれないですが、その後のTBS系「ニュース23」の各党討論における筑紫キャスターの司会ぶりと比較すると、古館氏には全く失望した事だけは確かです。

話がズレましたが、そうしたマスコミを通じた小泉劇場垂れ流しとともに、これまで政治にはあまり関わらないと言われていた、日本最大の企業=トヨタ自動車が、経営幹部を先頭に今回は本格的に自民党支持で動いているとの話もあります。トヨタは経団連会長を出している事もありますが、小泉構造改革の推進が、大企業にとってどういう意味を持つものなのかという事の本質を物語っているように思います。

しかし、そうした「コイズミ・カイカク」が、私たち国民、とりわけ庶民にとって、いったいどういう意味を持つものなのか???
この事を、ワイドショー的演出や雰囲気に惑わされず、ひと呼吸置いて、とにかく一歩立ち止まって、もう一度考えてみる事が必要なのではないでしょうか?
私たち庶民にとっては何が大切なのかという事を。

選挙は株主総会とは違い、お金持ちがたくさん票を持っているのではなく、一人一人が一票持っているのですから。
ワンフレーズにごまかされずに、本質を見極める目を私たち日本国民が持っているか否か。この事が、いま、この歴史的な瞬間に試されているように思います。

第二次大戦前、当時、最も民主主義的な憲法と言われたワイマール憲法下のドイツで、ヒトラーは大衆扇動を駆使して政権を獲得してしまいました。
歴史は発展するものであり、そうした事は繰り返さない。私はそう信じたい。

3才と1才の二人の息子の未来のためにも、真面目に働く一人一人の庶民が大切にされる社会と、なにより平和な社会を実現したい!!

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