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2004.11.12

◆「攻められたらどうするのか?」=隣国脅威論を克服して平和で安定した東アジアと世界をつくる努力を開始する時期では!

中国の潜水艦の領海侵犯と自衛隊による海上警備行動発動のニュースが、米軍によるファルージャ総攻撃のさなか、何でこんな時、というような“絶妙”なタイミングで、全国を駆け巡りました。
領海侵犯は、明白な主権侵害行為であり許される事ではありません。原則的な対応をきちんととる事が必要と考えます。
しかし、政府がいまだに「国籍不明」などと言っている摩訶不思議な状況であるとともに、今回の事件を活用して(利用?)、今後またまた対中国脅威論が叫ばれるのではないかという感じがします。

そして、現在行われている日朝実務者会談の結果とも絡みますが、

   中国・北朝鮮の脅威 ⇒ 日米軍事同盟重視論 ⇒ イラクでの米軍協力の必要性 ⇒ 自衛隊派遣継続

といった誘導がなされるような気がして仕方ありません。(風が吹けば桶屋が儲かる式に)

日本においてその後来るのは、
  ⇒ 国際的には、アメリカが世界中で起こす戦争に共同正犯としてますます関わらされる日本
  ⇒ 国内においては、憲法改悪と、アメリカの手下として「戦争が出来る国家」づくり
ではないかと危惧します。

現在、テロと隣国、脅威の対象は違いますが、アメリカでも日本でも国民に対して脅威と危機感をあおり、為政者の都合のいい方向へクニ全体を持っていこうとする、おおきな力を感じざるを得ません。
脅威に対抗して、力には力で備える。
本当にこれでいいのだろうか?
そうした問題意識を強く持ちます。


「攻められたらどうするのか?」
去る4月、メインのBBS・ふぉーらむ(マルセイユ)に次のような書き込みをいただきました。それに対して、BBSの常連さんたちからもいろいろ意見が寄せられましたが、以下は私の考え方として記した駄文を加筆修正したものです。

今回の問題とも関わる部分が多いので、このページにも掲載します。


【いただいた書き込み】

『一つ疑問なんですが』 (投稿者:まーめんま 2004/04/25 15:44:19)

『皆さん平和憲法を大事にしておられるようなんですけども、仮に中国や北朝鮮が攻めて来たら武器を持って戦いますか?それとも犬養毅のように「話せばわかる」と言いますか? 』


【私の主張・意見】   攻められたらどうするかとの問いかけに対して


結論から書くと”日本が攻められないような安定した関係を東アジアに、そして世界につくり上げる”という事に尽きるかと考えます。疑問の提起とかみ合わないかもしれませんが、これが私の答えです。これは、経済力や武力に頼るより、もっと高度な事だと考えています。そして、こうした理性的な世界をつくり上げることに人類が失敗した時は、地球と人類の破滅を意味しかねないと危惧しています。

まず、国連憲章の考え方に従えば、まーめんまさんが想定されるような「攻撃」が、仮に起これば、違法行為を行なう国に対して、その他の全ての国が、一致してそうした行為をやめさせる(安全保障理事会の決議に基づく武力的手段も含めて)ということではないかと考えます。これを”集団的安全保障体制”といいますが、現在、国際連合全体で有効に機能しているとはいえない状況であるのはご存知の通りです。(国連を構成する最大の国が、憲章違反を行う状況ですし・・・)


ちなみに、ここで言う”集団的安全保障体制”とは、世界全体、または特定地域全体の国々が、社会体制や考え方の違いを超えて、お互いの安全を保障し合おうという体制であり、日米安全保障条約や、NATOなどのように、気の合った国が集まって仲間の外からの攻撃に備えるというような体制は、旧来からある軍事同盟でしかなく、国連憲章が本来想定している集団的安全保障ではないと考えます。これら軍事同盟は、個別的安全保障の一種であると考えます。そして、ここからは、仮想敵国と軍事力均衡⇒増強の悪循環が発生してきたのが歴史の事実ではないでしょうか。


つぎに、日本国憲法との関係ですが、私は学生時代一応「憲法ゼミ」でしたので、法的には、日本国憲法は軍事力や国権の発動としての戦争を放棄したものと解釈しています。そうした点で、自衛隊は、憲法違反の存在であると考えています。

しかし、私は、現在の世界の中で、「永世中立」かつ「非武装中立」でよいと考えているわけではありません。

また、日本国憲法自身、「何があっても丸腰で万歳していればよい」という趣旨ではないと考えています。まーめんまさんは、「仮に中国や北朝鮮が攻めて来たら武器を持って戦いますか?」という問いを投げかけています。しかし、私は「攻めてきたら」といった前提には立ちません。両国は、日本にとって、地理的に逃げようにも逃げれない存在であり、また、古代から歴史的にも深く長い結びつきを持っています。こうした中国や朝鮮半島(北も南も)とは、好き嫌いに関わらず、友好関係をつくりあげる事が、政治・外交そして軍事上も重要な事であると考えています。

賛同していただけるかどうかはわかりませんが、日本国憲法の精神というのは、相手が攻めてきたらどうしようかということを前提に、つまり「仮想敵国」を想定しつつ、自らの軍事力を増強して、その均衡の上に「平和」を守ろうということではないと考えます。「戦争は政治の最終形態」という言葉がありますが、人類社会は、第一次、第二次の二つの世界大戦を経験し、ともに数千万規模の死者を出しました。


また、槍や刀で戦う戦国時代と違って、近代、現代の戦争は、核兵器を頂点とした大量破壊兵器を有し、仮に大国間の大規模な戦争になれば、地球と人類全体の破壊につながりかねない状況です。

こうした経験や現状の上に、現在では、国連憲章を始めとした国際法の体系の中で、例外を除いて「戦争は違法である」(原則違法)という事となっています。それ以前においては、「戦争は主権国家の権利」(すなわち原則合法行為)と考えられていた事から考えると、大きな変化があったのではないかと思います。


日本国憲法の考え方は、これを最も先進的に規定したもので、戦力放棄だけが注目されがちですが、戦争を起こさない、戦争を許さない国際関係の構築、ここにこそ、真髄があるのではないかと考えています。

犬養毅元首相が、5.15事件で、官邸で射殺された。「話せばわかる」「問答無用、撃て」・・・ 
これは、私も知っています。私は、「話せばわかる」と言うのが、良いか悪いかということではなくて、こういう状況に至らないようにするために、私たちは何をなすべきなのか? ここを考えるべきと思っています。


もちろん、私は、撃たれる前に、こちらが撃てという議論には反対です。

ヨーロッパ世界は、”欧州集団安全保障”の体制、東南アジアは、”アセアン”を軸とした集団安全保障の体制が存在します。

アフリカや南北アメリカにもあります。(アフリカ連合は出来たばかりですし、米州機構はUSAの意向に従属させられてきた歴史がありますが・・・)

これらは基本的に、体制や考え方の違う地域の国々のほとんど全てが参加して、お互いに平和を守りあっていこう、という体制です。国際連合憲章の想定する地域的集団安全保障の体制であると考えます。少なくともその萌芽。


しかし、日本を含む東アジアには、そうした関係はまだ存在しません。ここが、問題であると思います。アブナイ奴も国際社会にはいるかもしれませんが、それをことさら敵視して、自らも攻める体勢を強めるのではなく、こちらは平和・友好の高い見地、理性的な見地に立って、東アジアではお互いに攻めないし攻められない、もし約束を破る国が出たら、地域のみんなで止める、こういうヨーロッパや東南アジアのような体制をつくるように努力する事が、まず必要なのではないでしょうか。

特に日本は第二次世界大戦において”攻める国”であったわけですから、ヨーロッパにおけるドイツのように、過去を謙虚に総括し、近隣諸国と善隣友好体制構築の努力を人一倍行なう事が、近隣諸国から信頼を勝ち取る道であると思います。

わたしは、このような平和外交が、武力よりもっと強い、国を守る手段であると考えています。

確かに、国連憲章制定後、アメリカと当時のソ連を二極としたいわゆる"冷戦"で、国連憲章の精神はないがしろにされ、まーめんまさんが、危惧するような国際関係がありました。

そして、アメリカが、1960年代から1970年代まで、ベトナムで戦争をしていた時代、「戦争自体が悪い」といった声が当初からあったわけでなかったと思います。戦争反対の声が世界で、そしてアメリカ国内で広がったのは、アメリカ人の青年の戦死者が多数に上り、ベトナムで行なわれている米軍の非人道的な行動が広く世界の人々に知られるようになってからだと思います。

戦争に対する批判が高まって来てからは、私が子供のころ「巨人の星」というアニメがありましたが、その中でまで、星飛雄馬のライバルのアメリカ人(オズマ?)が、ベトナム戦争に召集されるといったシーンが出てくるほどでした。少年マガジンか何かで、当時のアメリカのニクソン大統領が、次第にフランケンシュタインに変わっていく4コマ漫画を見たこともあります。


しかし、今回のアメリカによる対イラク戦争の事を考えると、開戦の前から、世界中で数10万、数100万の反戦行動が行なわれました。アメリカ国内を含め開戦前からです。日本国内では、残念ながら数10万の反戦集会はありませんでしたから、実感はわきずらいですが、最近、軍のイラク撤退を決め実際に撤退を開始したスペインでは、昨年3月の段階で、マドリードを埋め尽くす戦争反対の集会があり、世論の9割は派兵に反対だったそうです。


「ブッシュが行なおうとしている戦争は国際法違反である」 世界最大の超大国の指導者が行なおうとしている戦争に対して、その本質を見抜き、それはおかしいという意見が、全世界では多数派であったと思います。そうしたことも背景として、アメリカ政府が経済的に弱い国々に強い圧力を掛けたにもかかわらず、国際社会、国際連合全体を、自らの戦争の味方にする事に失敗したのだと思います。


何を言いたいかというと、”自らの主張を実現するために戦争を行なう事は原則として認めない” こうした考え方が、国連憲章などの法的な面だけでなく、市民社会の合意=常識としても定着してきた、ということなのではないかと感じたということです。

この点は、非常に大きな人類社会の成熟であり、質的な変化、歴史的な発展であると、私は感じています。

今回は残念ながら、ブッシュの暴走を国際社会は止める事ができず、”有志連合”という名の”ブッシュとその仲間たち有志”による、戦争が起こされました。しかし、その後の経過は、現在、日々報道されている通りです。いずれ遅かれ早かれ、、こうしたブッシュとその仲間たち(有志連合)の行為は、破綻すると考えます。


最後に、中国と北朝鮮の現状に対する見方を一言。

私は、中国とは、弥生時代以来、2000年以上の付き合いがあるのですから、過去の歴史を克服し、善隣友好の関係をつくるよう努力すべきという立場です。

相手が核兵器も持つ地域の大国であるということもありますが、日本の経済的な面からも、互恵の関係を作り上げ、お互いに発展するということが、最も大切と考えます。

尖閣諸島の領有権問題や、沖ノ鳥島を島でなく岩であると言うなど、全く同意できない点はあります。こうした事には、はっきりと自信を持って、日本の立場を主張すべきだと思います。同時に、第二次世界大戦においては、日本軍の侵略により2000万人ともいわれる被害が中国にはありました。ヨーロッパにおけるドイツにならい、この歴史についてはしっかりと総括する事が必要であると考えます。

中国の側は、国策として現在、経済発展・建設に取り組んでおり、そのためにも地域の安定、すなわち平和が必要であると考えていると思います。今の中国は、戦争特需によって経済を発展させようという考え方ではないと思います。この点も含め、石原都知事などタカ派の皆さんがあおるような、”反中国キャンペーン”には賛成できません。

いろいろ、行き違いや、考えの相違があっても、話し合いで解決し、友好関係を維持発展させるべきです。

北朝鮮については、すぐにでも日本に攻めてくるかのような宣伝がなされていますが、私は、あの国にそのような実力は無いと考えています。仮に南北で戦争になっても、果たして戦車の燃料がどこまで続くのかとも思います。実力を侮る事はもちろん危険ですが、現在の日本国内での北朝鮮に対するマスコミの報道、脅威であるとの宣伝は、はっきり言って行き過ぎであると思います。張子の虎を本当の猛獣と影絵を見ながら宣伝しているように感じます。

また、彼ら(金○日一派)は、自分たちの地位の維持が、最大かつ唯一の目的だと思います。
彼らが”暴発”した時、その時、彼らは終わります。ですから、”普通なら”そういう暴発はしないと思います。逆にあまり追い込むのは危険です。

彼らが国際社会の一員として受け入れられるような変化を、粘り強く促していくことこそ、必要と思います。

この点、私は、韓国の大統領と考え方が近いかもしれません。日本は朝鮮半島の直接の当事者ですが、日本は隣人です。隣人は当事者の意向を尊重しつつ話を進めるべきではないでしょうか。

もちろん、拉致は国家犯罪であり、日本にとっては主権侵害、拉致当事者にとっては最悪の人権侵害ですから、ただちに真相解明と、原状回復を、強く原則どおり主張すべきと思います。

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2004.11.11

◆小泉の本末転倒の詭弁

「自衛隊の活動しているところが、非戦闘地域だ」発言。小泉は、全てをなめ切っていますね。ペロペロキャンディー状態ですよ。なんでこんな発言を国権の最高機関であるはずの国会の正式の場で、行政府の長が行っているのが許されるのか???
以前の首相だったら即退陣のはず。なぜ???
森前首相の時なら、「神の国」発言や、ナダシオ丸衝突事件時のゴルフなど、その都度、マスコミは厳しく批判した。小泉とマスコミの関係・・・・ なにかあるのかな?

小泉の答弁について、彼は実はイラク特措法の条文を知らなかったんじゃないかという解説がある。もし本当にそうなら、「自衛隊派遣の延長」うんぬんを議論する以前の問題だ!
こんな事を許していては、日本は「法治国家」ではなくる。いや、既にコイズミは、「法による支配」をしていない。(イラク特措法自体、憲法違反と私は考えるが)自分の制定した法律も守る気が無いとは異常だ。「変人だから」では許されない。

自民党内にはこれじゃさすがにまずいと、決起する人士は皆無なのか?「政局にはしない」などと甘い事を言っている場合ではないと思う。民主・共産・社民の野党三党提出のイラクからの撤退法案に、心ある自民党国会議員の賛同をお願いしたい! 心ある勇気ある人がいればの話だが・・・

とにかく、コイズミは即クビにするべきだ!!

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◆子供の教育上も悪い小泉の存在(ーー;)

国会の党首討論での岡田民主党党首と小泉の討論をテレビニュースで聞ききました。
小泉の答えのあまりといえばあまりさに、唖然!
「自衛隊の活動しているところが、非戦闘地域だ」(私の聞いた記憶)
非戦闘地域の定義を問いただされての答え。
は?(@_@)?
非戦闘地域という事実がまずあって、そこで自衛隊が活動するんだろう! 
話がさかさまです。因果関係が逆。本末転倒。
話のすり替え、開き直りもここまで来るとすさまじすぎる感じです。詭弁であり⇒奇弁⇒危弁。あまりにもひどすぎる(ーー;)
まじめに受け答えする気がさらさらないとしか思えません。本当に小泉という人間の人格、人間性を疑います。
こんなやり取りを子供が聞いたら、どうなるのかと感じました。

改めて、小泉という男は、明治憲法時代も含めて、ある意味、憲政史上最低最悪の総理大臣だと思いました。
世論調査によるとこんな男に対する内閣支持率が、最近上昇して、50%を超えているという。これじゃ、日本の未来は暗い。ブッシュを勝たせたアメリカ国民の事ばかり言っていられませんね。
小泉を一日も早くやめさせないと、本当に日本はとんでもない事になってしまうような気がします。

PS.
中国らしき潜水艦の領海侵犯の報道が昨日から盛んだが、こんなのは昨日初めての事じゃなくて、前からの事なのではないかという感じがする。
なぜ昨日? という事を考えると、ファルージャへの総攻撃などイラク情勢から国民の目をそらせて、自衛隊撤退論が日本国内で高まるのを避けるという意図、世論誘導の側面があるように思えてならない。中国脅威論をあおる事によって・・・ 
国民の不安感をあおるとともに(ブッシュと同じやり方)、アメリカとの同盟関係維持の必要性を深層心理に印象付けることなど~
(中国の行動も確かに問題だけど)


(参考) 小泉いい加減答弁、新聞報道より

(日経2004年11月10日 19:15)
首相「自衛隊の活動地域が非戦闘地域」・党首討論

 小泉純一郎首相は10日の党首討論で、イラクに派遣している自衛隊を取り巻く治安状況に関連して「自衛隊が活動している地域が非戦闘地域だ」との考えを示した。イラク復興支援特別措置法は「国または国に準ずる者」による組織的、計画的な行為でなければ戦闘地域にならないとしているが、首相は「自衛隊の活動地域が非戦闘地域だ」と繰り返した。

 民主党の岡田克也代表は、イラク全土に非常事態宣言が出て、中部ファルージャで米軍が制圧作戦を展開する現状を踏まえて「非戦闘地域と判断する根拠は何か」とただした。首相は「根拠といえば、戦闘が行われていないということだ」と答えた。岡田氏が「特措法での非戦闘地域の定義は」と質問すると、首相は「党首討論だから、考え方を言っている。自衛隊が活動している地域が非戦闘地域だ」と強調。場内から「論理が逆立ちしている」とのヤジも飛んだ。


(毎日新聞 2004年11月10日 22時27分)
◇説明省略、粗雑な言動 首相

 10日の党首討論はイラク情勢が不透明さを増す中での自衛隊派遣延長問題がテーマとなったが、小泉純一郎首相は「自衛隊が活動するところは非戦闘地域」と述べるなど、説明を省略した言動の粗雑さが際立った。一方で民主党の岡田克也代表も、戦闘地域をめぐる首相の手荒な発言にたたみかけることも出来ぬ拙攻が目立ち、持ち時間の45分を生かしきったとは言い難い論戦だった【尾中香尚里、中村篤志】(毎日新聞 2004年11月10日 22時27分)

 ■法律論を回避

 「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」。首相は、この発言を4回繰り返した。イラク特措法の「非戦闘地域」の定義を問われ、かわしたものだったが野党席から怒号が飛び、与党席からさえ失笑が漏れた。しかし首相はあえてこの発言に固執するかのようだった。

 自衛隊は来月14日に派遣の期限切れを迎える。岡田氏の質問の主眼は、仮に派遣を延長した場合、サマワ周辺で戦闘が起きないとする根拠をただす点にあった。

 その岡田氏に、首相は「将来のことは100%見通すことはできない」と答弁。岡田氏が「戦闘行為が行われないと説明できない以上、法律上『非戦闘地域』とは言えない」と自衛隊撤退を迫ったが、首相は「今の時点で手を引けということは(イラク側に)どういうメッセージを与えるかも考えてほしい」と反論し、法律論の土俵に最後まで乗ろうとはしなかった。
(毎日新聞 2004年11月10日 22時27分)

※私がテレビで聞いた小泉の発言は「自衛隊の活動地域が非戦闘地域」であって「活動地域は」ではなかったと思う。日経の方が正しいのではないか。(朝日の報道も「は」だったが)
「が」と「は」では若干ニュアンスが異なります。私は、テレビニュースで「自衛隊の活動地域が非戦闘地域」と聞いて、は???と、感じたという記憶です。

※今朝改めて見たら、「は」と言っていますね。何回も繰り返したみたいだから、「が」と言ったかどうかわかりませんが・・・ まあ、「は」でも「が」でも本末転倒いい加減発言には違いないかな(ーー;)

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2004.11.08

◆ブッシュはやはり怪しい~

先日(11/4)、アメリカ大統領選挙に関して、私は次のように書きました。
「いずれにせよ、大接戦ではあったが“青いアメリカ”は “赤いアメリカ”に敗れてしまった。全米の総得票数では、約350万票の差であったというからこれはもう仕方ない事実としかいえません。」
でも、それ自体が怪しいかもしれない・・・という記事を目にしました。
そして、ブッシュとその一味ならやりかねないなと感じました。


以下記事を紹介させてもらいます。(毎日新聞です)
これを読んで、皆さんどう思いますか。

米大統領選:
ブッシュ氏再選 電子投票の怪、市民団体が指摘
 ◇民主党員多い地域でブッシュ氏勝利/投票総数の6倍分、ブッシュ氏が獲得

【ロサンゼルス國枝すみれ】米大統領選で電子投票を使った地区の中に、民主党員が圧倒的に多いのにブッシュ大統領が勝利したり、投票総数の6倍以上をブッシュ氏が得票するなど奇妙な現象が起きていたことが分かった。
 市民団体「ブラック・ボックス投票」によると、光学読み取り式投票機を使ったフロリダ州カルホーン郡では、登録有権者8350人中82・4%が民主党員で、共和党員は11・9%。投票率71・4%での推計ではブッシュ氏709票、ケリー氏4911票だったが、結果はブッシュ氏3780票、ケリー氏2116票で、ブッシュ票が予測より
433・2%増えた。
 一方、オハイオ州フランクリン郡ガハナ地区では、638人しか投票しなかったのに、タッチスクリーン式の投票機がブッシュ氏4258票、ケリー氏260票とはじき出した。
 ジャーナリストのトム・ハートマンさんは「出口調査はケリー氏勝利を予測した。出口調査と結果がかい離するようになったのは電子投票が導入されてからだ」と指摘。不正投票の疑いも含め調査すべきだと訴えている。
 毎日新聞 2004年11月8日 東京朝刊 (引用以上)


物理的に「票」が残っていれば、再確認というのは可能な事です。しかし、この電子投票と言う代物、検証という点では非常に懸念の多いものなのではないかと改めて感じます。検証が不可能ではないのだとは思いますが、古典的な「票」に比べ、ごまかしが可能なことも事実ではないかと思います(しかも、ごまかし・不正に成功すれば大規模にな不正が容易に出来てしまうのではないか・・・)。投票立会人など、現在の方法ではあまり意味が無いのではないでしょうか。

アフガニスタンへ行った選挙監視団と同じ監視団が、アメリカ大統領選挙の監視に行きました。
いずれにせよ、アメリカの選挙事情は、開発途上国並みとの見方も出されています。
全米的に全てがそうとは思いたくありませんが、そういう側面が、想像以上にあるのではないかとの疑い、そして、特にブッシュが勝ったまわりの目が行き届かない地方(田舎)にそうした事があるのではないかとの懸念・・・・・・
その結果が、「ブッシュの勝利」という結果を創作したのだとしたら、恐ろしい。
「出口調査でケリー勝利」、これは私も耳にした情報でした。それが、結果は票数では大差とも言える「ブッシュ勝利」。この乖離は、どこから来たのか? 疑問が残ります。

選挙が終わり、あと4年しかないのだから「いい大統領になってくれ」 「せめてこれ以上戦争は拡大しないでくれ」と、淡い期待を持っていましたが、ブッシュには無理だったようですね。
イラクにおけるファルージャ総攻撃の動き。大統領選挙が終わるのを待っていたかのように始まりました。1万人以上の武装勢力と正面衝突を行うつもりのようです。
テロ集団殲滅の名目下、これからいったい何人のイラク市民の命が奪われてしまうのでしょうか (ーー;)
国連事務総長も総攻撃中止を要請しています。
世界中の多くの人々も同じ考えではないでしょうか。もちろん私も・・・・・・

もう戦争はやめてほしい!
殺すのはやめにしてほしい!

PS.
クルド自治区を除くイラク全土に、「非常事態宣言」が発令されました。イラクのほぼ全土がイラク暫定政府も認める「戦争状態」となったと言えます。
イラク特措法によっても、戦争状態の地域への自衛隊派遣は許されていません。

小泉首相よ、法律には従いなさい!!! 屁理屈や詭弁、論理のすり替えは許されません!!
日本は法治国家なんでしょ!

参照メインHPhttp://mypage.odn.ne.jp/home/mantaro

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2004.11.07

◆新潟の交通網の応急措置を!への回答届く

JRから、先日(10/26)送ったメールへの回答が届いた。
私がメールを送った後、高速道路が開通し、長岡-越後湯沢間の代行バス経由での新幹線運行が始まるなど、JRも努力中。交通は地域の経済にとっての動脈。大変だとは思うが復旧への速度を速めてほしいと思う。

しかし、回答を読んでいると、赤字ローカル線の状態はあまりよくないというか、整備がなおざりになっているのかなぁと感じた。磐越西線は、線路設備等の関係で直通運転が出来ない状況だったらしい。
日本全国どこでどんな地震等自然災害が無いとも限らない。新幹線や在来線でも主要線だけでなくて、いざという時のリスク分散の意味からも、赤字ローカル線と言われる路線の整備も重視すべきだと思う。
長野新幹線開業に合わせて、信越本線を群馬-長野県境でぶった切ってしまい、直通運転できなくしたのは、やはり誤りだったのではないかと改めて感じた。
今回の中越地震で、在来線の上越線も大きな被害が出たが、くれぐれも在来線切捨ての方向とはしないでほしいと希望している。


<以下、JRの回答内容>

◆JR東日本より回答いたします◆

いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうご
ざいます。
このたびのご意見につきまして、以下のとおり回答させていただきます。

ご回答が遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。また、地震の影響による列車の運行につきまして、大変なご不便をお掛けいたしたことを深くお詫び申し上げます。
直通臨時列車につきましては、磐越西線の線路設備や車両の都合で、直通運転が出来ない状況にございましたので、10月25日より通常の列車に増結を行い、乗車定員の増加を行ってまいりました。26日からは、会津若松~新津間で1往復臨時列車の運転を行っております。また、27日より長野~新潟間に直通運転列車(1日4往復)をご用意させていただいております。更に11月4日よりは、新潟~長岡間の新幹線運転の再開と長岡~越後湯沢間、バスによる代行運転を実施したところです。
今後につきましても、復旧状況により、列車の直通運転や代行輸送の充実に努めてまいりますのでご理解を賜りますよう宜しくお願いいたします。

今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                          東日本旅客鉄道株式会社
<以上、回答メール>

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2004.11.04

◆アメリカ大統領選が終わって・・・

ブッシュが再選されてしまった。(-.-;) (-.-;)
投票増加の要因は、昨日危惧した内容(=キリスト教原理主義者を中心とする保守の人達の投票増)だったという事だったのでしょうか。
アメリカは、開票速報の州別色分けではありませんが、東北部・太平洋岸などの“青いアメリカ”と、南部・中西部などの“赤いアメリカ”に真っ二つに別れてしまったかのようです。二つのアメリカがあるとまで言われています。
USA2004_11.gif

我々日本人が、通常イメージする、自由や民主主義、合理主義に彩られたアメリカは、今回ケリー候補が押さえた諸州のような気がします。ニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなどは、そうした諸州にふくまれます。また、昨年、イラク戦争開戦前夜、数10万規模の大規模な反戦集会が行われたのも、これら”青いアメリカ”に属する諸都市においてでした。 
  ※参考◆[写真館Ⅷ イラク攻撃NO!史上空前の1000万人反戦デモ特集] 

アメリカにはもう一つの顔があるのだという事を、今回改めて考えさせられました。ブッシュを勝たせた”赤いアメリカ”、そこには、「進化論」など当たり前のことと考え言葉にもしない私たちとは異なり、それを否定し信じない人々、この大地や人間・生命は、神が創ったと信じている人々がいるという。 そして、その人たちの多くは、人工中絶を生命の尊厳と言う意味から否定しつつ、一方、戦争という“国家ぐるみの人殺し”“最大の暴力”を独特の論理で肯定している・・・・・(全員ではないでしょうが) 信仰の自由を否定するつもりはありませんが、「熱心なクリスチャン」という域を超えた、キリスト教原理主義とも言うべき存在のようである。また、キリスト教原理主義者ではなくても、イラクがどこにあるかも良くわからない、自分たちの狭いコミュニティーの外、アメリカの外の世界には無関心であり、知らない、“内向き”の人たちがいるという。そして、それらの人々はきわめて保守的な人々であるようだ(銃規制にも絶対反対の人々)。これらの人々の4年前を上回る投票がブッシュ再選を支えたのは否定できない事のようです。
これら、キリスト教原理主義者や“内向き”で保守的な人々と、世界に覇を確立したいコングロマリット(多国籍大企業)、軍産複合体、石油大資本などとの、結果としての“奇妙な同盟”が、ブッシュ再選の立役者のような気がします。

いずれにせよ、大接戦ではあったが“青いアメリカ”は “赤いアメリカ”に敗れてしまった。全米の総得票数では、約350万票の差であったというからこれはもう仕方ない事実としかいえません。(差は3%と言いますから僅差とも言えますが・・・ 残念・・・ 100点満点で言うなら、私の評価はケリー候補0点、ブッシュはマイナス120点でした)

しかし、あと4年間も、超大国アメリカの舵取りを彼=ブッシュがすると思うと、背筋が寒くなります。

日本では北朝鮮の事がいわれる場合が多いですが、アフガニスタン、イラクと来て、ブッシュの次の標的は、イランだろうと思う。イランイスラム革命で失った権益の回復は、国際石油資本(メジャー)にとっては悲願。彼等を経済的後ろ盾とするブッシュは、イランを次に戦争を仕掛ける標的にして機会をうかがっていると思えてならない。イラクが多少落ち着いたら(もしかしたら、イラクでの混迷から目をそらせるために・・・)新しい戦争を起こしてしまうのではないか。「テロとの戦い」とのお決まりのフレーズの下に。
また、イスラエル支援という意味と、ブッシュにとって目障りという事で、シリアが狙われているようにも思う。(イラク情勢を彼等なりに打開する意味からも・・・)
そして、イスラムとの戦いの拡大を、ブッシュの思想的信仰的背景であり最大の人的支持基盤である、キリスト教原理主義勢力は、支持するのだろうと思う。

その時、ブッシュの忠犬と言われているどこぞの総理大臣さんは、またなんとかの一つ覚えのようなことを言いつつ、それに従うのでしょうか?

4年間は長い。今後4年で世界は、そして日本はどうなってしまうのだろうか?
小さい息子が二人いる私としては、彼らが大人になった時、徴兵にとられ、不正義の戦争に駆り出されるようなことだけは避けたい。そのために出来る範囲の事は精一杯したいなと思います。

逆に、ブッシュにはあと4年しかないのだから(米大統領に三選は無いから)、あまり無謀な事はもうしないで、丸くおさめる方向になってくれないものかと祈る気持ちです(無理かな)。せめてネオコンとは手を切ってほしいと思います。

参照メインHPhttp://mypage.odn.ne.jp/home/mantaro

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2004.11.03

◆投票率アップとの報道!

現在投票中のアメリカ大統領選挙、NEWS23の先ほどの報道によると、投票率がアップしているとのこと。筑紫氏によると、従来投票に行かなかった若者やマイノリティーの人たちの投票なのではないかとの分析。氏も言っていたが、ケリー候補有利かもしれない。期待を持って見守っています。
(逆にブッシュ支持のキリスト教原理主義者たちの票かもしれないとの一抹の不安も持ちつつ・・・)
選挙の結果は、アメリカだけでなく、我が国にも、そして世界全体にも大きく影響する。
ひとつの世界史の分かれ目に今この瞬間あるのかもしれないと思う。その選択に直接加われない無力感を持ちつつ、やはり期待せずにはいられない。(AM0:00記)

夜が明けて、今日の午後には大勢が判明しているのだろうか?

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2004.11.01

◆世界平和のためにもブッシュ退場を!

いよいよアメリカ大統領選挙が近づいてきた。11月2日投票で、日本時間の3日午後には大勢が判明するという。
民主、共和の両陣営は、ほぼ自らの地盤の州を固め、8つ程度の激戦州の結果に、勝敗の帰趨がかかっている情勢とのことだ。
アメリカの大統領選挙であるから、第一義的には、アメリカ国民自身の問題であり、外国人の私が(米国人にとっての)、とやかく言うべきものでは本来ないと考える。
しかし、今回だけは、そうは言っていられない。

新世紀に入って、世界は変わってしまった。
“テロとの戦い”の名目下、ブッシュ政権の進めた先制攻撃政策は、20世紀後半の人類史の進歩の流れ・蓄積を台無しにする動きであったと思う。
現在の世界は、戦争と混乱、そして憎しみが増幅されるスパイラルに陥った感すらある。
特に、イラクは混沌の淵に落ち込まされてしまった。

そして、世界をこの4年間でそのようにしてしまった大きな責任は、超大国USAの指導者としてのブッシュにあるのではないだろうか。アルカイダとラディンですら、ブッシュとその経済的な取り巻きのアメリカのコングロマリット(多国籍企業)と軍需産業・石油産業などにより、泳がされ、利用されているようにすら感ずる。
しかも、彼自身も信者であり、最大の大衆的支持基盤であるという“キリスト教原理主義”は、一歩間違えば、日本で言えばオウムのようなものになりかねない危険性を持っているように思う。(彼は、演説の中に宗教用語を暗号のように散りばめ、信者の宗教心を政治的に利用しているという)

テロに走るイスラム原理主義者も危険であるが、世界最大の軍隊と数万発の核兵器を持つキリスト教原理主義者の方が、世界にとってはきわめて危険ではないだろうか。

ブッシュの敗北! そして、現代史の表舞台からの永遠の退場を心から、そして切に期待する。
彼には、テキサスの牧場に帰ってもらいたい。
地球は全人類のものであり、ブッシュの牧場ではない。

彼の敗北(=ケリー候補の勝利)が、直ちに問題の解決や、世界平和につながるものではないかもしれない。
しかし、彼の勝利、そして、あと4年彼の政権が、超大国アメリカで続いたら・・・・
世界は一体どうなってしまうのか?
想像しただけでも私は恐ろしい。
世界史に対する負のインパクトは、20世紀のヒトラーに並ぶのではないかとさえ感じる。

世界平和のためにもブッシュ退場を!
世界最初の民主共和制の国家、“人民の人民による人民のための政治”を理想とする国家、USAの国民の良識に期待したい。

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